登別市のふるさと納税返礼品はなに?返礼品や寄附金の使い道について解説

登別市は北海道の南西部、胆振地域に位置しています。江戸時代から知られている温泉地として有名です。

温泉と自然が共存している場所なので、昭和天皇や上皇陛下をはじめ多くの方々を癒してきました。また、町中にはたくさんの鬼の像があるので、鬼探しに出かけることもできます。

今回は登別市の観光スポットやふるさと納税の返礼品、寄附金の使い道について解説していきます。

ふるさと納税の寄附先に悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。

登別市はこんな場所

登別市の観光地やおすすめスポットを5つ紹介していきます。

のぼりべつクマ牧場

出典:一般社団法人登別国際観光コンベンション協会

のぼりべつクマ牧場は1958年7月17日に開園しました。

開園当初は野生のエゾヒグマ8頭を飼い始め、世界で初めてヒグマの多頭集団飼育に成功しました。

第1牧場にはオスのエゾヒグマ、第2牧場にはメスのエゾヒグマがいます。間近で観察できる場所があり、エゾヒグマをじっくりと観察できます。

子グマ牧場では子グマが生まれた年のみ、4月末〜11月下旬まで公開。貴重な赤ちゃんグマが食べたり遊んだりする様子が見られます。なんと2023年には5頭の子グマが誕生しており、4月27日から一般公開が始まりました。

クマ山ステージでは、エゾヒグマが丸太渡りや餌探しなどをする姿が見られます。エゾヒグマの優れたバランス感覚や手先の器用さを見て、驚く方もいるかもしれません。

のぼりべつクマ牧場にはクマだけでなく、エゾリスやシマリスが飼育されているリスの杜もあります。リスは臆病な動物なので隠れていることもありますが、ぜひ見てみたいですね。

登別マリンパークニクス

出典:一般社団法人登別国際観光コンベンション協会

登別マリンパークニクスは1990年7月20日に開業しました。

メインの水族館ニクス城は、デンマークに実在するイーエスコー城をモデルとしていて、約400種類・20,000点の生き物が展示されています。

入るとすぐに高さ8mのクリスタルタワーがあり、ナポレオンフィッシュなど色鮮やかな海の魚たちがお出迎えします。

2Fには北海道最大級のクラゲ水槽があります。変化する光と音楽でクラゲの姿を楽しめます。クラゲがゆらゆらと泳ぐ空間は、光と音楽の演出で見ていて癒されるでしょう。

他にもイルカプール、アシカプール、陸族館、ニクス広場、遊園地ニクスランドなど楽しめる場所がたくさん。

陸族館では珍しい爬虫類や両生類が飼育されています。中には全長4m超えのアナコンダや、大型のリクガメがいます。

さらに絶滅危惧種として指定されているインドホシガメも飼育されています。登別マリンパークニクスではこれまで22頭のインドホシガメを受け入れ、飼育してきました。とても貴重なカメなので、行った際はぜひ見てみてください。

登別温泉

出典:一般社団法人登別国際観光コンベンション協会

登別温泉は全国でも有数の温泉地です。10種類の温泉が湧き出ていて、一度にたくさんの泉質のお湯に浸かれます。

泉質の種類は以下の10種類です

  • 硫黄泉
  • 食塩泉
  • 明ばん泉
  • 芒硝泉
  • 緑ばん泉
  • 鉄泉
  • 酸性泉
  • 重曹泉
  • ラジウム泉
  • 単純温泉

登別温泉といえば硫黄泉を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。硫黄泉はゆで卵のような独特なにおいがしますが、慢性気管支炎や動脈硬化症に効果が期待できるとされています。塩分が汗の蒸発を防ぐので、保温効果が高く湯冷めしにくいです。他にも、神経痛・腰痛・冷え性などに効果があるとされています。

約1万年前に起きた火山活動によって、登別温泉は誕生しました。

1845年頃に松浦武四郎が初めて登別温泉を訪れます。そして1858年に「湯治の祖」と呼ばれた滝本金蔵が温泉宿を建て、道路を整備して登別温泉の基礎を築きました。

登別温泉は多くの人々の疲れを癒してきており、昭和天皇や上皇陛下がご訪問した場所でもあります。

登別地獄谷

出典:一般社団法人登別国際観光コンベンション協会

登別地獄谷は約1万5千年前に火山活動が起きたことで、日和山に溶岩ドームが形成され、約8千年前から水蒸気噴火を繰り返したことでできました。

直径は約450m、面積は約11haもあり迫力満点です。赤茶色の岩肌に、黄灰色の岩岳の裂け目からは火山ガスが噴出し、硫黄のにおいが一帯を包みます。

谷に沿って多くの湧出口や噴気孔があり、泡を立てて煮えたぎる様子が「鬼の棲む地獄」の由来です。ここから多種類の温泉が1日10000t湧出し、ホテルや旅館に給湯されます。

登別地獄谷は北海道遺産や日本紅葉の名所100選などに選ばれています。

夜には入り口から鉄泉池に続く遊歩道がライトアップされ、幻想的な景色を見られます。

周辺には表面温度が40〜50度になる大湯沼、高山植物の名所として知られる日和山、登別原始林などが広がります。

閻魔堂(えんまどう)

出典:一般社団法人登別国際観光コンベンション協会

登別市には地獄谷にちなんだ鬼にまつわる話や鬼の像などがあります。ですが鬼だけではなく、閻魔様も有名な地域です。

閻魔様とは仏教の地獄である冥界の主で、死者の生前の罪を裁く神のこと。

閻魔堂は登別温泉のメインストリートである極楽通り商店街にあります。

1993年に第30回登別地獄まつりの記念事業として制作された「閻魔大王からくり山車」が安置されています。登別地獄まつりとは、毎年8月の最終土曜・日曜に開催される登別温泉最大のお祭りです。地獄谷に住む鬼たちを敬い、五穀豊穣を願います。

登別地獄まつりの地獄大行列では、閻魔様が閻魔堂から出てからくり山車に乗り込み、先頭に立って温泉街を練り歩きます。座高5.2m、立つと6mもある姿は大迫力です。

普段は穏やかな表情で座っていますが、「地獄の審判」の時間になると、顔が真っ赤になって怒った表情に変わり、人間の悪事に裁きを下します。地獄の審判の時間は、10時・13時・15時・17時・20時・21時の1日6回です。

閻魔様の前にはエンマ帳と大きな釜があります。エンマ帳に願い事を書いて釜にお金を入れると、地獄の審判が下りて願いが叶うと言われています。

登別市のおすすめ返礼品をピックアップ

登別市のおすすめの返礼品を5つ紹介していきます。

本ズワイガニの肩肉セット

出典:ふるなび

本ズワイガニの肩肉はフレークとも言われ、そのまま食べても美味しいですが、カニの中でも調理しやすい部位です。チャーハン・パスタ・茶碗蒸し・炊き込みご飯など、様々な料理にアレンジできます。

販売元の丸勝水産は、ズワイガニのむき身加工が主な事業です。他にも、地元でとれる食材を使って灰干し製品を製造・販売しています。

安心・安全に食べてもらえるよう、素材・水・添加物0の3つにこだわっています

素材は色々な業者のズワイガニを比較して、味の濃さ・色目・繊維の弾力・塩分濃度・口に入れた時のカニの香りを総合的に比べながら、3人以上の目利きが許可したものを使用。

加工にはオロフレ山渓から湧き出る天然水を使っています。口の中に入れた時の風味は水が大きく影響するので、加工業者にとって水はとても重要です。

添加物を使わず、食材の味を生かしながら美味しい一品が作られています。

のぼりべつ牛乳3本セット

出典:ふるなび

のぼりべつ牛乳は、地元の酪農家が生産した生乳だけを詰めた地域限定の牛乳です。2010年に「北海道のおみやげ新作コンクール」で特別賞を受賞しました。

搾り立てのような爽やかな味わいですが、コクがあり美味しい牛乳です。

登別の牧草地では5種類以上の牧草が育ちます。登別の牛たちはたっぷりの牧草を食べるので、栄養に富んだ美味しい生乳が搾られます。

のぼりべつ牛乳は低温殺菌されていて、爽やかな香りでほのかに残る甘さが特徴です。衛生的な生乳を新鮮な状態のまま、低い温度で加熱処理します。乳質を壊さないので、とても自然に近い牛乳です。

さらに、独自に開発したファインクリーミー製法で作っています。一般に低温殺菌牛乳はさらっとした喉ごしですが、のぼりべつ牛乳はしっかりとコクがあり、ミルクらしいふくよかな風味も感じられます。

のぼりべつプリン8個セット

出典:ふるなび

こちらの商品はのぼりべつ牛乳プリンとのぼりべつレアチーズプリンのセットです。常温で保存ができるので、贈り物にもおすすめです。

のぼりべつ牛乳プリンは、先ほど紹介したのぼりべつ牛乳でつくられたプリンです。原料乳にこだわって製造しているので、味が濃くてなめらかな味わいになっています。

のぼりべつレアリーズプリンは、のぼりべつ牛乳と北海道産クリームチーズを贅沢に使った、ほんのり甘酸っぱいレアチーズ味のプリンです。爽やかで上品な食感で、ブルーベリージャムやマーマレードをかけて食べるのもおすすめ。

登別や室蘭産の生乳は、北海道でもトップクラスの乳質を誇っていましたが、地元ブランドの牛乳や乳製品はありませんでした。地元の良質な生乳だけで乳製品をつくるために、のぼりべつ酪農館は始動します。

廃校舎の一部が乳製品の工場に変わり、のぼりべつ牛乳をはじめ地元ブランドの乳製品がお店に並ぶようになりました。品質に裏付けられた美味しさは、北海道以外に広がっていきます。

特大ほっけ&さばの灰干し4枚セット

出典:ふるなび

大きさ32~34cm・1枚約400gの特大ほっけと特大さばがそれぞれ2枚入ったセットです。

灰干しとは火山灰を使った加工方法です。天日干しと違って、食材を灰の中に入れて加工します。灰干しに使用する火山灰はしっかり滅菌処理されているので、安心して食べられます。

直接食材を火山灰の中に入れるのではなく、特殊なフィルムで食材を包むので、火山灰が直接触れることはありません

登別の火山灰で水分と臭みを抜いて、良質な脂と旨味を濃縮して柔らかな質感に仕上げています。魚の臭いが苦手な人や子どもも美味しく食べられます。

北海道では珍しく、元々は灰干しの手法は九州で発達したものです。特に火山活動が活発な鹿児島県では、桜島の火山灰を使った灰干しは伝統食材の一つとなっています。焼いても煮ても、滋味深い味わいを楽しめます。

特選エゾバフンウニ折詰

出典:ふるなび

北海道で採れる最高級のエゾバフンウニは、ウニの王様と言われています。

好物の昆布をたくさん食べて育っており、エゾバフンウニが美味しい地域は昆布の名産地としても有名です。

販売元であるマルヒラ渡邊水産は創業80年のウニ専門店です。

職人たちがウニを崩さないように丁寧に剥いて、とげを取り除きます。鮮やかな黄色をした極上のウニのみを集めて、素早く折詰にします。登別温泉の高級ホテル・老舗旅館などでも扱われており、登別温泉に来る多くの方に愛されています。

うにの身はとてもデリケートで崩れやすいので、機械で取り出すのが難しいです。そのため、一つ一つ手作業で殻を剥いていきます。傷のないきれいな状態のうにを届けるため、熟練の職人たちが手間暇をかけ、丁寧に身を取り出します。

マルヒラ渡邊水産は製造加工会社ならでは手法を使うので、ウニ本来の味わいをご家庭でも楽しむことができます。

登別市のふるさと納税寄附金は何に使われる?

登別市では寄附をした方の意志を市政に反映するため、主に7つの事業の中から使い道を選べます。

  • 市民活動の促進に関する事業
  • 安全安心な市民生活の充実に関する事業
  • 観光をはじめとする地域経済の振興に関する事業
  • 子育て支援と保健福祉の充実に関する事業
  • 環境保全と景観の形成に関する事業
  • 教育の充実と文化・スポーツの振興に関する事業
  • 市役所庁舎の新築、改築又は大規模改修に関する事業

市民活動の促進に関する事業では、市民と行政が良きパートナーとして、市政に参加できる仕組みづくりに取り組みます。さらに市民活動団体を活性化させ、協働のまちづくりを推進します。

観光をはじめとする地域経済の振興に関する事業とは、観光客が満足できるよう、観光関連施設の整備などに取り組むことです。そして市内企業の育成や新たな企業の創出、特色ある農業・漁業の推進を図ります。

まとめ

今回は登別市のおすすめスポットやふるさと納税返礼品、寄附金の使い道について紹介してきました。

温泉はもちろん、のぼりべつクマ牧場や登別マリンパークニクスなどのレジャー施設や閻魔堂など、登別ならではの場所があります。

返礼品はウニやカニなどの海産物、登別産の牛乳・プリンなどがあり、自宅で味わっていただきたいです。

ぜひふるさと納税を利用して登別市に寄附してみてはいかがでしょうか。

参考:ふるさと納税の仕組みとは?メリットや仕組みについて分かりやすく解説

外部サイト:

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