“嫉妬”という感情は恋愛においてつきものですが、しない方法があるのであれば知りたいですよね。「嫉妬したくないのにしてしまう」その理由は何なのでしょうか?そして嫉妬してしまったときにはどのように対処すればよいのでしょうか?この記事を読んで、そんな悩みを解決していきましょう!
嫉妬とは苦しいもの
“彼が女友達と会話をしているところを見るだけで辛い”
“彼が飲み会に行ったけど女の子もいるから心配…”
そんな嫉妬心により辛い思いをしている女性は実は少なくありません。
そもそも嫉妬とは、他人に対して自分より優れていたり恵まれていることを羨ましく思い妬むという感情です。
彼が自分以外の女性に優しくしていたり楽しそうに話している姿を見ると、「他の女の子に優しくしないで」「私意外と話さないで」というような感情を生まれます。このような感情を嫉妬と呼びます。
「ヤキモチ」も似たような意味の言葉ですが、ヤキモチは嫉妬よりもけなげでかわいげのあるニュアンスで好意的なイメージとして捉えられています。一方で、嫉妬はヤキモチよりも憎悪の感情が強い印象です。
軽いヤキモチは上手に使うことで2人の恋愛をさらに盛り上げるスパイスにもなりますが、嫉妬の感情をむき出しにしてしまうと、「重たい女」「面倒くさい女」と思われてしまうことがあります。
それを恐れて嫉妬していても1人で抱え込んでしまうことが多く、余計に辛くなってしまいますよね。
“辛い気持ちになりたくないから嫉妬したくない”
“彼に嫌われたくないから嫉妬したくない”
そう思うのに嫉妬という黒い感情が心に渦巻いてしまうのはなぜなのでしょうか?
そして、嫉妬してしまった時にはどうやって対処すれば辛い気持ちを和らげることができるのでしょうか?
嫉妬してしまう理由
「嫉妬したくない」と思っているのに、彼に嫉妬をしてしまう人は少なくないはずです。抑えたくても抑えられない感情だからこそ嫉妬は辛いのです。
そんな嫉妬という感情はどうして生まれてしまうのでしょうか?自分が嫉妬してしまう理由を探ってみましょう。
他の女性と比べてしまう
彼がデート中に他の女性を見ていたり、女友達と仲良くしていると、「なんで他の人を見るの?私以外見ないで!」と思ってしまうことがありますよね。相手の女性がかわいかったり自分よりスタイルが良かったりすると、さらに嫉妬心が強まります。
このように、他の女性と自分を比較してしまうことで嫉妬心が生まれます。“ただの友達”と頭ではわかっていても、つい勘ぐってしまいモヤモヤ…なんてことはありませんか?
無意識であっても、「あの子の方がかわいいな」「あの子と話すときの方が楽しそう」「あの子の方が彼との付き合いが長い…」などと自分と比較することによって劣等感が生まれます。その劣等感により嫉妬してしまい辛い気持ちになるのです。
自信がない
自分の顔やスタイルにコンプレックスはありますか?小さなコンプレックスでも、そのことが原因で自分に自信が持てない人もいます。
自分に自信がないことで「もしかしたら彼が他の女の子に目移りしてしまうかも…」「ほかの人に取られたらどうしよう」という不安が生まれます。
自分に自信がある人は、他人と比較しても劣等感を抱くことは少ないのです。なぜなら「私の方があの子より優れている」と思えるから。
自信がないことで、彼の行動にやましさもないのに不安を抱いてしまったり、他人と比較して落ち込んでしまい嫉妬心が生まれます。自分に自信がないというのは嫉妬深い人の特徴でもあります。
また、彼がイケメンであったり学歴や経歴が優れていて、自分との差が大きいことで自信がもてず嫉妬してしまうというケースもあります。
幼少期のトラウマ
嫉妬深くなってしまう原因の根本には“人を信じられない”ということが隠れているケースも少なくありません。
特に幼少期に親からの愛情が不十分だった人は、
「私のことを誰も必要としていない」
「私は見捨てられるんだ」
とネガティブな思考になりやすくなってしまいます。
その結果、人を信頼することが困難になり嫉妬深い性格になることがあるのです。彼を信頼できないことが原因で、些細な事でも疑い嫉妬してしまいます。
女性の本能
男性と女性では、はるかに女性の方が嫉妬深い生き物です。これは本能的な問題で、太刀打ちできない理由でもあります。
男性は本能的に自分の子孫を多く残したいと思う生き物です。男性はたくさんの子孫を残そうと思えば、多くの女性とコンタクトをとることができます。しかし、女性は妊娠・出産、そしてその後の育児を考えるとそうはいきません。
子供を育てていくためには金銭面はもちろん、周りの環境全てにおいてパートナーからの支えが必要となります。自分と子供を守ってくれる男性を失うわけにはいかないという本能により、男性よりも嫉妬深くなってしまうのです。
彼氏のことでいっぱいになってしまう
彼や彼との恋愛に夢中になりすぎていることが原因で嫉妬深くなってしまうこともあります。彼のことが大好きすぎて四六時中彼のことで頭がいっぱいという人は、余計な妄想で嫉妬心を強めてしまうことも…。
これは、自分の趣味や夢中になれることがなく時間が余っている人が陥りやすい原因です。
彼の友達付き合いや趣味への時間に対して、自分を優先してくれないことに不満を抱いてしまいます。彼への依存度が高ければ高いほど嫉妬深くなりがちです。
嫉妬してしまったときの対処法
彼への嫉妬で辛く悩んでいる…そんな時は耐えるしかないのでしょうか?
実はそんなことはありません。嫉妬してしまった時には、上手に対処することで辛さを和らげたり、嫉妬しにくくすることもできるんです♡
ここからは、嫉妬してしまった時の対処法をご紹介します!
気分転換をする
彼への嫉妬で辛い気持ちになっている時は、そのことで頭がいっぱいになりネガティブになりがちです。
そんな時には辛い気持ちを発散するためにも気分転換をしてみましょう!
買い物に行ったり、スポーツで汗を流すのもいいですね♡気を紛らわすことにより、嫉妬の感情を和らげることができますよ。
家で彼のことを1人で考え込むより、外に出て彼のことを考えない時間を作るのが得策です。
暇な時間が多い人ほど、嫉妬深くなってしまいます。嫉妬してしまいモヤモヤしているときは、気分転換できる行動をしていきましょう。
友達に相談する
彼へ嫉妬してしまう人の多くは、考え過ぎということが多いのです。彼のことに夢中になっている時は、なかなか自分を客観視することができませんよね。
だからこそ、気心知れた友達や周りの人に相談してみるのもひとつの手段です。
嫉妬している彼の行動や自分の気持ちを伝えてみましょう!客観視した意見をもらうことで、それが自分の考え過ぎなのか、それとも彼が原因なのかはっきりするはず。
周りの人のアドバイスによって自分の考え過ぎということが分かれば、「そうなのか、じゃあ大丈夫かな?」と安心しますよ♡
彼が原因だった場合は、彼に直してもらうしか根本の解決はできません。彼に改善してもらえるように上手に気持ちを伝えることを考えていきましょう。
自分磨きを頑張る
嫉妬してしまうのは、自分に自信がなかったり他人と比べて劣等感を感じてしまうことが理由ということを説明しましたよね。
つまり、自分に自信をつけると嫉妬しにくくすることができるんです!
自信をつけるためには、コンプレックスを解消したり今よりかわいく見せるための自分磨きを頑張ることが大切です。
体型にコンプレックスを抱えているのであればダイエットに力を注いでみましょう!
またファッションやメイクを研究したりスキンケアを頑張るなど、自分磨きの方法は様々です。そして頑張った分自分に自信が出るものなのです♡
自分磨きは自分に自信をつけるだけでなく、何かに打ち込むことで彼への依存を和らげることもできますよ♡
“いつも彼のことで頭がいっぱい”
“常に彼が何をしているか気になる”
そんな人はぜひ自分磨きに力を入れてみてください!自分の時間を有効に使えるようになると、彼との交際がもっとスムーズになるかもしれませんね♡
自分の気持ちを受け止める
嫉妬という感情は悪いものではありません。ただそれが彼との関係を拗らせてしまいやすいので懸念する人が多いだけであって、誰かを羨まみ妬ましく思うというというのは人間誰にでもある感情です。
嫉妬をしてしまう自分を全否定し、「嫉妬しないように」「嫉妬したくない」と思いすぎるのも良くありません。嫉妬する自分を否定するほど、嫉妬した時に落ち込みネガティブになってしまいます。
あえて「嫉妬してもいいんだ」と思うことで、意外にもそれまで辛く悩んでいた気持ちが晴れることがあるんです。
自分を認め受け入れることで、つい嫉妬してしまっても自己嫌悪に陥ることは少なくなりますよ!
彼に自分の気持ちを打ち明ける
嫉妬心を抱いてしまうと、なかなか彼にその気持ちを伝えることが難しいですよね。
“重たい女と思われたくない”
“彼に嫌われたくない”
そんな不安によって、嫉妬していても彼に気持ちを伝えられない人は少なくありません。
しかし、恋愛というのは彼とあなたの2人で成り立つものです。彼にその気持ちを打ち明けてみることにで解決するという場合もあります。
毎日のように「女の子と話さないで!」「私よりあの子がいいんでしょ」などというのは良くありませんが、ずっと1人で抱え続けているという人は思い切って彼に自分の気持ちを伝えてみましょう!
「〇〇君が女の子と話していたらちょっと不安になっちゃう」
「あの子すごいかわいいから、〇〇君がとられちゃうんじゃないかって心配」
など、かわいく伝えてみると彼がきゅんとするかも!?
彼に何も言わずに勝手に怒ってムッとしているより、素直に伝えた方が彼との関係に傷が入りにくかったりもします。
嫉妬は適度にして愛され女子に
嫉妬という感情はできることなら持ちたくないと思うのが本音でしょう。しかし、恋愛において嫉妬はつきものです。大小はありますが、誰しもが持っている感情なのです。
彼との関係を良好に保つためには、嫉妬してしまった時にどのように対処するかが重要です。嫉妬するたびに1人で怒ってムスッとしていると、彼の気持ちが離れてしまう原因となりやすいので注意!
愛され女子と愛想つかされ女子の違いは、嫉妬してしまった時に上手に対処できるかできないかが分かれ目となってきます。
彼にいつまでも愛される彼女になるために、嫉妬という感情とうまく付き合えるように努力していきましょう♡